妊活を諦めた主婦の決意

妊活することを諦めてしまった30代の主婦です。 20代の頃から数年間お付き合いしていた今の旦那と紆余曲折ありながら結婚し、慎ましい生活ではありますが私たち夫婦は幸せな時間を過ごしておりました。 結婚生活も数年が経過し、夫との夜の営みが以前よりもだいぶ減ってしまった事に気が付き、そろそろ子供が欲しいと思っていたので夫にそれとなく話してみたのですが、何とも煮え切らない態度を取られてしまったのです。 私はこの時、単純に私との小作りをする行為に夫が飽きてしまったのかと思い、もう一度夫に女性として見てもらうために出来る限りの努力をしました。 これまでは夫の仕事の休みの日でも、私は化粧等をあまりする事がなく、ボサボサの髪の毛でも平気で過ごしてきたのですが、まずはそういった部分から改善しようと思いました。 夫の前ではなるべく綺麗な見た目でいれるよう、お化粧もしっかりとして、ずいぶんと久しぶりにセクシーな下着も購入しました。 体系はそれほど悪くないと自分では思っていたものの、多少は余計な贅肉がついてしまっている気がしたので、ひっそりと自宅でエクササイズや筋肉トレーニングをし、少しでも引き締まったボディにしようと汗を流しました。 ですがそういった努力の甲斐も虚しく、夫は一向に私のことを見てはくれません。 それどころか、急に夫の出張が増えだしてしまい、夫と過ごす時間がどんどんと減っていってしまったのです。 そんな折に、私は学生時代からの同級生でとても信頼している親友に急に呼び出されました。 夫とのことで落ち込んでいたタイミングでしたので、気分転換にもなると思い、私はとても嬉しい気持ちで親友のもとへと向かったのですが、さらなるどん底へと突き落とされてしまう結果となりました。 親友とあった瞬間から、とても暗い雰囲気だったので何かあったのかと心配になっていたのですが、何かあったのは親友ではなく、私たち夫婦の事だったのです。 親友は何度も「見間違いかもしれないけど」と繰り返しながら、私にこんな話をしてくれたんです。 あなたの旦那とよく似た人が、若い女性とラブホテルに入っていくのを目撃した。 しかも一度ではなく、これまで複数回目撃したと。 私はその時、崖から突き落とされるような感覚になると同時に、そんな訳ない!私の夫が浮気なんてするはずない!とは思わず、「それが理由だったんだ」とこれまでの夫の態度について妙に冷静に納得しました。 親友には自分達夫婦で解決するから、このことは見なかった事にしてほしい旨を伝え、私は自宅へと帰りました。 そしてなぜか私は、自分でも驚くほど不思議なんですが、ショックな気持ちよりもスッキリとした気持ちになっていることに気が付きました。 浮気している夫もおかしいと思いますが、きっと私自身もどこかおかしいのかもしれません。 夫との婚姻生活に波風を立てたいとも思わず、私はなんと自分自身ももう少し自由に振舞っていこうと考えていたのです。 これまで私は夫以外の男性に対しては全く興味がなかったのですが、なぜか夫の浮気を知ってから、自分も他の男性のことを知ってみたいと思うようになったのです。 仮面夫婦を続けながら、しばらくの間は自由に一人の女として過ごすことに私は決めました。 私は女性たちが浮気をする場合、どうやって男性と知り合っているのかを調べました。 職場の同僚との浮気が多いようですが、私は専業主婦なので同僚といった人が存在しません。 元カレとの浮気をする女性もいるようですが、私は元カレの連絡先なんて何一つ知らないのでダメです。 学生時代の同級生は、何かの拍子に同級生同士で噂が広まる危険性があるので、これもバツです。 こうして色々と調べていく中で、私は不細工でもヤれる!Hな出会い系体験談なるものを見つけました。 読み進めていくと、私にとって大きなメリットが見えてきました。 それは、出会い系サイトを利用すれば私の素性を全く知らない異性と簡単に知り合える事です。 これは私にとってとても大きな事でした。 自分の置かれている状況や立場、これまでの人生を何も知らない男性と、同じ目的の人に絞って出会うことが出来るのですから。 私は浮気していた夫の恨みなんて全くありません。 今はむしろ、自分も一人の女性として自由に過ごす時間を味わってみたい気持ちなんです。 さっそく出会い系サイトに登録し、見ず知らずの男性たちと私は会話を楽しみました。 驚くほど心が躍り、久しく感じていない感情が心の底から湧き上がってくるのが自分でも分かりました。 サイトで知り合った男性と初めて実際にお会いした時は、緊張で手が震えていましたが、それも最初の数十分。 こういったサイトを利用している男性に、私は少し偏見のようなものを持っていたのですが、実際にお会いしてみると想像以上に普通の男性で、安心したことを今でも鮮明に覚えています。 お互いに浮気希望で初めてお会いした方はとても紳士的で、無理に自分と肉体関係を結ぶ必要はないと仰り、今日は何もせずに帰ろうと提案してくれました。 やはり私もどこかおかしいのでしょう。 そんな提案をしてくれたその男性に対し、胸がキュンとなってしまい、自ら抱いて欲しいとお願いしてしまったんです。 夫以外の男性に抱かれている自分に私は酔いました。 夫には見せた事のないような大胆な自分とも出会えました。 夫との妊活は諦めましたが、私は夫以外の男性たちとの「性活」を楽しむ主婦となっていったのです。

一人の女としての悦び

私は夫との婚姻生活で、長い間自分が一人の女であるという事を忘れていたのかもしれません。 決して不幸せだった訳ではありませんが、肉体的に愛してもらえない事が、これほどまでに精神にも直結しているとは思いもしませんでした。 これは女性ならば誰だって奥底に秘めてある本能なのかもしれませんね。 そして私はその本能を解き放つ事に決めたのです。 悔いはありません。 これが原因で夫と離婚になったとしても、夫は夫で浮気を繰り返しているのですからお互い様です。 むしろ私が外で見ず知らずの男性たちとの性活を楽しむようになってから、心なしか夫婦間の空気が良い方向へ傾いてさえいる気がしています。 私たち夫婦の問題ですから、例え他人から仮面夫婦だと言われても、少なくとも私は何も感じません。 自分の本能に背を向けながら生きているよりも、よっぽど今の方が生きた心地がします。 もしかしたら男性もそうかもしれませんよね。 自分が抱きたいと求めている女性と関係を持つ事によって、知らず知らずの内に活力のようなものが湧いて来るのかもと、私は今はそう思っています。 なので夫の浮気についても私は決して咎めることはないでしょう。 最初はショックはありましたが、結果として私の本能を解放してくれるきっかけを与えてくれたのも事実ですから。 そういったある種の清々しい気持ちで夫以外の男性に抱かれていると、嫌悪感のようなものは一切感じることがありません。 むしろ、こんなにも私の体を欲してくれる人がいるんだと、悦びの方が大きいのです。